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おひとりさま

一人で出かけたところをリポートします。お店の住所・営業時間・価格等の情報は記事を投稿した時点のものです。

椿山荘入口
東京・文京区にあるホテル椿山荘東京内にあるロビーラウンジ「Le Jardin(ル・ジャルダン)」で憧れのアフタヌーンティーを楽しんできました。
椿山荘といえばウエディングの式場としても有名で、とても優雅なホテルというイメージがあります。また宿泊だけでなくレストランでの食事も人気で、アフタヌーンティーは季節によって内容が変わるので人気のようです。


江戸川橋から見た風景
椿山荘へは、地下鉄の江戸川橋駅から歩いて10分ほどです。
江戸川橋駅の出口のすぐそばに、駅名と同じ「江戸川橋」という橋があり、ちょうど桜が見ごろでした。
この日はあいにくの雨でしたが、ちょっとモノトーンっぽいこの色合いは水墨画のようで、これもまた風情があります。


目白坂
椿山荘へは目白坂を上っていきます。


椿山荘 入口のピンクの椿
そのまま進んでいくと、やがて椿山荘が見えてきます。
「椿山荘」ですから、椿の花が出迎えてくれます。この時期に来てよかったなと思いました。



(説明にマウスを合わせると画像が変わります)
1 Le Jardin 2 シャンデリアと屏風絵
椿山荘はホテル棟とバンケット棟があり、ホテル棟を入ってすぐのところに「ル・ジャルダン」があります。
シャンデリアや美しい絵が描かれた屏風が飾られていて優雅な雰囲気ですが、ゴージャスになりすぎず和風の品の良さが感じられます。


椿山荘 ル・ジャルダン 紅茶とお水
アフタヌーンティーは人気なので、実は1月から予約してありました。
入口で名前を告げると、席に案内してもらえました。私の席は窓の近く、庭園がしっかりと見える席ではありませんでしたが、なかなか眺めの良い席でした。
布のテーブルクロスに布張りの椅子・・・この席に着くだけで優雅な気持ちになりますね。
先にお茶が運ばれてきました。


椿山荘 ル・ジャルダンから見た庭園の木にとまる鳥
庭園の木に鳥がとまっているのが見えます。
都心にいながら自然が感じられるというのがいいですね。癒されます。


椿山荘 ル・ジャルダン 桜アフタヌーンティー
ゆったりとした気持ちで待っていると、アフタヌーンティーの3段スタンドが運ばれてきました。「桜アフタヌーンティー」は1名5950円、これにサービス料892円が加算されます。
この時期だけの、桜をイメージしたアフタヌーンティーです。この3段スタンド、気分が一気に高まりますね。



(説明にマウスを合わせると画像が変わります)
1 上段 2中段  3 下段 4 クロテッドクリームとジャム 5 コンキリエの野菜詰め 6 お品書き
上段はスイーツ、中段はスコーン、下段は軽めの食事が乗っています。
スイーツは桜味のものが多いですね。

上段:桜レアチーズ・シベリア・桜のタルト・桜モンブラン
中段:スコーン(プレーン・桜・ゆであずき)
下段:桜色のパンケーキ 桜エビと春キャベツのサラダ・玉ねぎのフランとフォアグラソテー・サンドウィッチ・コンキリエに詰めた春野菜

となっています。
どれもおいしいのですが、さすがホテルのレストランというだけあり、下段の軽食メニューは小さいながらも一つ一つが本格的な味でおいしかったのが印象的でした。
スコーンにつけるクロテッドクリームはプレーンと抹茶味、ジャムはゆずのジャムでした。桜のイメージに合わせて和風のスコーンに仕上がっていました。



(説明にマウスを合わせると画像が変わります)
1 紅茶「桜」 2 紅茶「リッチクリームチェリー」 3 紅茶「ダージリン セカンドフラッシュ」
お茶はメニューの中から何杯でも、種類を変えて注文することができます。せっかくなので桜をイメージしたものを2杯と、普段はあまり飲めないちょっと高級なダージリンセカンドフラッシュを注文しました。
1の紅茶「桜」は桜の香りがとても強く、また香料っぽくない自然な香りがしておいしかったです。2の「リッチクリームチェリー」は桜とさくらんぼ風味のお茶で甘酸っぱいオリジナルドリンクです。


椿山荘 ル・ジャルダンから見た庭園の雲海
ゆっくりとお茶とお菓子を楽しんでいるうちに、庭園の名物「雲海」が始まりました。みるみるうちに庭園がもくもくと雲の中にいるような感じに変わっていきます。
この雲海は、1日に何度か決まった時間に実施される演出で、朝と夜の2回は「大雲海」という庭園の3/4を霧が覆う演出が行われます。



(説明にマウスを合わせると画像が変わります)
1 盆栽 2 踊り場のソファ 3 館内インテリア
1時間ほどル・ジャルダンで過ごした後、せっかくなので館内も少し見てきました。
いたるところに美しい調度品が置かれ、とても優雅な気分が味わえます。
そして椿山荘を利用した人のお楽しみ、庭園にも行ってきました。
その記事はまた後ほど書きたいと思います。


ホテル椿山荘東京 Le Jardin
東京都文京区関口2-10-8
ホテル椿山荘東京 3F
10:00~21:00

ホテル椿山荘のHP
27 2023

attic room YASUKUNI GAIEN(九段下)

アティックルームアティックルーム
東京・九段にある靖国神社の敷地内には休憩所・食事処が計3か所あるのですが、中でも異色だと思うのが外苑にあるカフェ「attic room YASUKUNI GAIEN(アティックルーム靖国外苑)」です。
靖国神社という場所柄、純和風が似合いそうだと思うのですが、こちらのカフェは西洋アンティーク風の雰囲気のお店なのです。
オープンしたのは2019年ということで、比較的新しいお店です。
この日は桜の時期だったこともあり、店内利用の他、店先でテイクアウトの販売も行っていました。


アティックルームのテラス席
店内は満席だったので撮影できませんでしたが、シャンデリアがあったりアンティーク風のテーブルや椅子が使われていて、「ここって神社の中だよね?」と思ってしまいます。最近は神社の中にモダンなカフェがあるようなところも増えていますが、どこか「和」を感じさせるような雰囲気であることが多いですよね。でもこちらはそういうのが全然なく、洋風のおしゃれなカフェといった趣なのです。
ちなみにテラス席もあり、この時期だとお花見を楽しみながら休憩できます。


アティックルーム 桜のモンブランロールケーキとカフェラテ
注文したのは「桜のモンブランロールケーキ(980円)」と「カフェラテ(750円)」です。ドリンクはケーキとのセットで200円引きになるので、実際には550円でした。にしても、場所代があるのかもしれませんが、ちと高めの価格設定ですね。
桜のモンブランロールケーキは桜の時期だけの限定メニューです。



(説明にマウスを合わせると画像が変わります)
1 桜のモンブランロールケーキ 2 中身
桜のモンブランロールケーキは、ロールケーキの上にカスタードクリームが乗っていて、その上に桜の風味のモンブランクリームが乗っています。
以外に結構しっかりと桜の香りがするケーキです。上に乗っている桜の花は塩漬けで、クリームと一緒に食べると甘じょっぱくておいしいです。


アティックルーム カフェラテ
そしてカフェラテは「靖国神社」という文字と桜の花びらがデザインされた「ピクチャーラテ」です。これはオプションサービスではなく、カフェラテを注文するとこのようなピクチャーラテになります。絵柄は数種類ある中から選べるのですが、せっかく桜の時期に来たのでこちらのデザインにしました。
飲んでみると、割としっかりとビターなカフェラテでした。
カフェのメニューはドリンクやケーキの他、ハンバーガーやオムライスなど食事メニューも豊富です。神社でハンバーガーというのも面白いですね。
ちょっとユニークなお店だな、と思って今回利用してみました。よかったら行ってみてください。


attic room YASUKUNI GAIEN
東京都千代田区九段北3-1-1
靖国神社外苑休憩所
10:00~17:00


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26 2023

【お花見2023】靖国通り・靖国神社

JR市ヶ谷駅
今年は九段にある靖国神社にもお花見に行ってきました。市ヶ谷駅から靖国神社へと続く靖国通りも街路樹が桜なので、靖国神社へ行くまでの道でもお花見を楽しむことができます。
行ってきたのは3月20日、満開より少し早い時期でしたが、桜の写真を紹介したいと思います。
それでは市ヶ谷駅からスタートです。


JR市ヶ谷駅前の靖国通り
JR市ヶ谷駅を出ると、すぐ目の前に靖国通りがあります。
この信号を渡って、靖国通りを進みます。


靖国通りと外堀公園に分かれる道
市ヶ谷駅前の信号を渡るとすぐに、道が二つに分かれています。左側が靖国通り、右側は外濠に沿って飯田橋駅まで続く外濠公園です。
今回は靖国通りを歩きますが、外濠公園も桜の名所として知られています。


靖国通りの桜
靖国通りを進むと、ご覧のように桜が咲いていました。


麹町郵便局の近く
さらに進んで、麹町郵便局のほうまで来ました。


靖国神社近くの靖国通り
靖国神社の近くまでやって来ました。


靖国神社の外壁と桜
薄茶色の壁が靖国神社です。市ヶ谷駅から歩いて7分くらいでしょうか。長い壁が続いています。


靖国神社南門交差点の枝垂れ桜
靖国神社南門交差点の前には枝垂れ桜があります。周りは普通の桜の木なので、一本だけ違う咲き方をしているのがいいですね。ご覧のようにちょうど見ごろを迎えていました。


靖国通りの桜と東京スカイツリー
靖国通りからは東京スカイツリーが見えます。
ちょうど桜の時期なので、桜とスカイツリーを撮影しました。


靖国神社 第一鳥居
さて、ではさっそく靖国神社の桜を見に行きましょう。第一鳥居の前まで来ました。この鳥居、実際に見るととっても大きいです。
靖国神社は桜の名所として知られていて桜の時期には混雑するのですが、第一鳥居の周辺はあまり桜の木がないので人がまばらなのがウケます。


靖国神社 境内案内図
ご覧のように、とても広い境内で、本殿、拝殿のほかいろいろな施設があります。



靖国神社 第二鳥居
第一鳥居を進んで、第二鳥居まで来ました。
ちょっと人が増えてきましたね。


靖国神社 神門を入ったところ
神門を入ったところです。この辺りに桜の木がたくさんあります。


靖国神社の桜の標本木
神門を入ったところにある、桜の標本木です。この木が東京都の桜の開花宣言をする時に気象庁の方によって観察される木です。
やはりみなさん、この標本木の写真を撮影していましたね。
標本木はだいぶ開花が進んでいて、もうすぐ満開という感じです・・・が。


靖国神社 標本木近く
こちら、標本木のそばにある能楽堂です。
右側に写っているのが標本木、左側は標本木ではない桜なのですが、ちょっと開花の進み具合が違いますよね。標本木のほうがたくさん咲いています。
テレビでお天気キャスターの方もおっしゃっていたのですが、標本木って周りの木よりも少し開花が早いそうです。


靖国神社 遊就館近くの桜
なので、靖国神社境内の桜は思ったよりも咲いてなかったんですよね。もちろん、実際に見てみると充分見ごたえはあるのですが。


靖国神社 神池庭園の桜
本殿の裏手にある神池(しんち)庭園に来ました。こちらも桜が咲いていて雰囲気があります。


靖国神社の椿
神地庭園近くには椿の花も咲いていました。


遊就館
境内にあるこちらの立派な建物は遊就館です。戦争に関する資料などを収蔵・展示している施設です。



(説明にマウスを合わせると画像が変わります)
1 遊就館横の桜 2 アップ 3 地面に落ちた花びら
その遊就館の隣には濃いピンク色の桜の木があり、こちらは満開でした。
青い空に濃いピンク色の花びらはよく映えます。地面に落ちた花びらもきれいです。


靖国神社 拝殿前の桜の様子
拝殿前の桜の木がたくさん植えてあるところを引きで撮影してみたのがこちらです。
先ほどの標本木と比べると、まだちょっと寂しい感じですよね。まあ同じ境内でも日当たりなどの環境が違いますから、開花の進み具合にも差が出るのでしょうね。
都心のほうと郊外のほうと、同じ都内でも場所によって開花状況が多少違うといったことがあるのは仕方ないと思います。でも、靖国神社へお花見に行くなら東京都の開花状況をニュースなどで確認すれば、まさにその開花状況というのがこの境内にある標本木が目安になっているわけですから間違いないと思ってしまいますよね。
しかし実際には、標本木はちょっとだけ開花の進み具合が早い・・・私はこの風景を見て、「標本木詐欺」という言葉が頭に浮かんでしまいました(笑)。



飯田橋駅ホームから見たカナルカフェ
おまけで、帰りに飯田橋駅駅ホームから見た「カナルカフェ」の写真です。
外濠に面したカフェからはお花見が楽しめるはずです。2年前の桜の時期にカナルカフェを利用した時の記事がありますのでよかったら見てみてください。

CANAL CAFEの記事

そんなわけで、市ヶ谷駅から靖国通り、靖国神社の桜でした。


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【小さい駅みつけた】上板橋駅

上板橋駅 駅員さんからのメッセージ
上板橋駅から中板橋までお散歩した記事を紹介してきましたが、上板橋駅で見つけたものを最後に紹介したいと思います。
上板橋駅の改札近くにあったこのメッセージ、素敵だったので思わず撮影してきました。


上板橋駅 駅員さん手書きのメッセージ
ホワイトボードに書かれた手書きのメッセージと絵、駅員さんが書いたものだと思います。卒業生へ向けてのメッセージですね。
毎日電車を見ている駅員さんが書いただけに、電車の絵はとてもリアルでいずれ消してしまうのがもったいないくらいです。
この時期、いろいろな駅で駅員さんが書いた卒業生へのメッセージを見かけます。卒業生の方々はこれを見るといろんな思い出がよみがえってきたりするのだと思いますが、卒業生ではない人が見ても、何か心にグッとくるものがありますね。一生懸命書いた駅員さんの気持ちとか、それを見た今年の卒業生の方の気持ちとか、いろいろ想像してみます。
だからこの時期に行く先々の駅で卒業生へのメッセージを見ると、どの駅も駅員さんの心がこもっていていいなと思います。


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小さい駅みつけた

私は電車が好きで、このブログでも電車でいろいろなところへ出かけたことを書いたりしています。
大きなターミナル駅だけでなく、各駅停車しか停まらないような駅に行くのが好きなのですが、最近ふと気づいたことがあります。
それは、小さい駅のほうが、駅員さんの個性が感じられるな、ということです。
駅って、乗り場や出口、駅周辺の情報や鉄道会社の広告(お得な切符や旅行情報など)などが掲示されていますが、それ以外にも、季節の飾りつけやメッセージが飾ってあったり、駅員さんが育てた鉢植えが飾ってあったりするのを見かけます。
小さい駅のほうがそういった駅員さんの個性が感じられるような掲示や展示が多いような気がするんですよね。私はそういうものを見つけると嬉しくなります。
そこで、小さな駅で見つけたその駅ならではの個性あふれる「ちょっとしたもの」を紹介する「小さい駅みつけた」というシリーズをやってみたいと思います。
記事が増えたら、この記事の追記のほうに記事一覧を追加していきたいと思います。